真性包茎を自分で治すときの方法と注意点

真性包茎の症状と自分で治すときの方法

真性包茎とは、勃起時だけではなく平常時でも亀頭を露出できない症状で、先端の包皮口が非常に狭い場合や、亀頭と包皮が癒着してしまっている状態を指します。真性包茎は亀頭を洗うことができないため垢や雑菌などが溜まりやすいなど衛生面での問題が大きいと言われており、手術で治すのが一般的ですが、デリケートな部分であるためなかなか手術に踏み切れないケースも多くなっています。

真性包茎は皮膚が柔らかい状態である成長期に包皮がむかれなかったことが主な原因とされており、自分で治すには根気よく包皮口に負荷を与えることが必要です。これは体の硬い人でも毎日柔軟体操をしていれば徐々に柔軟性がでてくるのと同じ原理で、その方法は毎日の入浴時などに手で皮を押し下げて亀頭を露出させることです。

ただし、これは真性包茎でも軽度な場合に効果的な方法で、日常的に行うことで包皮に「むきクセ」をつけることが目的となっており、早い場合は1ヶ月程度でむけるようになります。

矯正器具を使って真性包茎を治す方法と、自分で治すときの注意点

ほとんど亀頭が見えない真性包茎を自分で治す場合は、器具を使用するのが効果的です。先端にゴムの付いたプライヤーのような形状をしている器具でグリップを握ると先端が開く仕組みになっており、この先端の部分で包皮口を広げることで真性包茎を矯正することができます。

毎日の入浴時などで皮膚が柔らかくなっている状態で行うことが効果的で、包皮口から外れてしまわないように手を添えながら少しずつ広げていきます。使い始めは痛みを感じるものの、その痛みを自分で加減しながら行えることが特徴ですが、広げることに集中し過ぎて無理をしてはいけません。

無理に押し広げてしまうと包皮口や亀頭を傷つけてしまうことがあるため注意が必要で、柔軟体操と同じように「効いている」と実感できるレベルを毎日続けることが大切です。初めのうちは1日5分~10分程度で、亀頭が半分程度露出するまで続けることができれば後は手でむくことが可能になります。

まとめ

人間の皮膚は日々のトレーニングで伸ばすことができますが、放置してしまうと縮んでしまう習性があります。途中で止めてしまうとせっかく広げた包皮口が元に戻ってしまうため、無理のない範疇で毎日根気強く行うことが大切です。

また、亀頭が露出してくると当初は刺激に慣れていないため下着に触れてヒリヒリすることがありますが、これも次第に皮膚が角質化してくるため心配する必要はありません。症状によっては2~3ヶ月の長期戦になりますが、諦めずに毎日地道に行うように心がけましょう。